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1章:1.Karen (2/6)



「ヤバい、間に合わない!」


靴を脱ぎ捨てバッグをソファに
放り投げ、
ふと目があったのは鏡の中の私。


細く長い髪の毛をかきあげ、
服を全て脱ぎ鏡に映る自分を
見て微笑む。


「早く支度しなきゃ」


元々大きく二重の目に
シュッとした鼻
小さな顔、白い肌に
すらっと伸びた手足。


メイクを直し
丁寧に髪を巻いて買ったばかりの新しい服を着て
何度も鏡を見て確認してから
15分でまた家を出る。


エレベーターに乗るのと
同時にバイブが鳴る。


「ごめん!いま降りてるから」


それだけ伝え
なかなか一階まで到達しない
エレベーターに早く早く!と
ブツブツ呟く。


マンションを降りて車寄せに
行くと見慣れた黒いセダンが
停まっていた。

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3 ©著者:Arisa.

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