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1章:1.Karen (3/6)



車の窓は半分ほど開けられ
そこからタバコの煙が昇る。
白くて細くて長い指に
挟まれていた煙草はもう半分以上が灰になっていた。


「ごめんね!お待たせ!」


私が窓から顔を覗かせると
煙草の火を消して車を降りる。
助手席のドアを開けていつもの
ように私を車に乗せる。


「ねぇ、怒ってる?
待たせちゃったよね。
さっき帰って来たの、ごめんね」


「怒ってないよ。
いつも言うけどカレンは可愛いんだから化粧や髪の毛にそこまで時間をかける必要はないよ」


車を発進させ、
横目でチラッと私を見る彼。


「レイは優しいね。
大好き!」


幸せそうに微笑むカレンを
見てレイも優しく微笑んだ。

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3 ©著者:Arisa.

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