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4章:失うものなんてない (1/3)

4章:失うものなんてない

待機室。

目の前で歯抜けのおばさんが灰皿からシケモクを取り出して吸っている。

私はその姿をぼんやりと見つめる。

彼女は口から煙を吐き出しながら、ニコッと笑った。

「あぁ、金もない。帰る場所もない。

何にもない。

はぁ……」

彼女はいつもぶつぶつと独り言を言っている。
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貧困の女 ©著者:ミカエラ

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