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14章:第十一回めのお祓い〜障がいを持った女性
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私とよっちが、県境を越えたところで、私・ソワカ・イタコちゃんのグループラインが鳴り出しました。
私は助手席なので、ラインをチェックしてみると、どうやらイタコちゃんの自撮り写メで、霊視診断のやりとりでした。
私は一瞬だけその写メを見て、ラインに参加する事はなかったのですが、なんか胃が気持ち悪くなって、よっちもトイレに行きたいとの事で、休憩することにしました。
よっちにさっきの写メを見せると、その後に肩とか腕が痛くなってきたと言いました。
そしたらソワカが、イタコちゃんの部屋に来て欲しいと、連絡をしてきました。
よっちも来てくれるということで、Uターンしてイタコちゃんの元へ急ぎました。
帰っている道中で、私とよっちの体の違和感はなくなりました。
3月からこのチームでお祓いを始め、7月までは店の定休日を、ほとんどお祓いで埋まっていました。
『今日も休みがお祓いで消えちゃったな〜』と思いながら、高速から見える、綺麗な高層ビルの光を眺めていました。
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