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6章:彼岸花 (2/25)

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愛車のエンジンを掛けた。

今日は秋晴れで、ドライブ日和だ。長い間埼玉県に住んでいる。

上京した時は東京で賃貸物件を借りたのだが、或る日、休みの日は空気が綺麗な部屋で目覚めたくなった。
実家がすぐ山の側だったからであろうか。

都内へも私鉄の急行で三十分。もう十年近くここに居る。

子どもの頃から本を読むのが好きで、作品の中にすうっと入り込み、没頭することが自分の楽しみだった。

自分でも文章を書いてみたくなり、或る携帯小説サイトで作品を創り始めてもう何年か経つ。


初めて書いた時、朝起きると七名さまのしおりが挟まれていた。
その時の嬉しさは今でも忘れない。

「この七名さまの為にも、必ず最後まで書き上げよう」と決意した。


それから、レビューもちらほらといただくようになり、大きなモチベーションとなった。


そんな初期の作品から、折に触れてずっとレビューをつけてくださる読者さまが“彼岸花”がお好きだという。
感謝を込めて、その花が題材の小品を書いてみようと思った。



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東京ショートストーリー ©著者:七斗

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