夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
3章:赤信号
(2/32)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
高校時の修学旅行以来だ。
私は大好きな作家、“宮沢賢治”の生涯が展示された、花巻市胡四王山(こしおうざん)に在る記念館を訪れた。
生誕120年を機に特別展が開催され、〈雨ニモマケズ〉が書かれた賢治自筆の手帳や、高村光太郎が揮毫(きごう)した〈雨ニモマケズ〉の詩碑原文が展示されている。
盛岡市の取引先で打ち合わせを済ませ、そのまま一日休暇を取って足を伸ばしたのだ。
賢治は仏教信仰と農民生活に基づいた創作を行い、創作作品中に登場する架空の理想郷に、岩手をモチーフとしてイーハトーブと名付けて想いを馳せる。
1921年(大正10年)から1926年(大正15年)まで稗貫(ひえぬき)農学校(のちに花巻農学校、現花巻農業高等学校)教師となり、教鞭を振るった。
展示室の中には、その当時の様子を再現した部屋があり、黒板には地質学で教える断層がチョークで描かれ、その隅には『下ノ畑ニオリマス』と記されて、農業振興を願った彼の姿が眼に浮かぶ。
本当にまだ、現在も賢治が農作業をしている様で、高校生の時は、友達と“下ノ畑”なる場所を探したものだ。
もちろん存在はしていないのだが。
<前へ
49 /190
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
東京ショートストーリー ©著者:七斗
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.