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1章:よっちゃんの恋
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おう! マスターこんばんは。
席は空いてるかい?
ああ、カウンターの端っこで充分だよ。
ふうっ。
なんだよなぁ、この暑さは。蒸し蒸しして不快指数がてっぺんだな。
おいおい、換気扇回ってんのかい? 煙いなぁ……へえ、今年こそエアコンも換気扇も新しいもんにするって? そりゃあ、毎年聞いてるわ。
あ、ちょっと荷物があってさ。
このボストンバッグを……玄関の隅に置いていいかい?
ん、でかすぎる? 何が入ってるって? おいらは職人だよ。そりゃあ重い道具がいっぱいあるんさ。
あ、カウンター……すんません、横、いいですか……ん?
あ、えっーあれぇ、ほう。久しぶりだねぇ。
ネェちゃんも居たんかい。
こんな汚い……すまん、年季の入った店のカウンターでおひとり様で呑んでるんかい?
えへ、えへ、でへへ。
いやいや、半年ぶりかな?
横、空いてる? じゃあ座っちゃうよ。
マスター、串盛りと瓶ビールな。
オッケー、オッケー、お疲れさん。かんぱ〜い。
ネェちゃんと初めて会ったのは、そうだよな、ここの串焼き屋だったな。
ほら、俺が彼女の和香(わか)と一緒に来た時だよ。うん、あの頃は幸せだったなぁ〜。
あ、俺の名前覚えてる? そうそう。『吉田』だから、『よっちゃん』って呼んでくれ。
おう、ん。もちろん仕事帰りだよ。
仕事? ああ、言ってなかったっけ。ペンキ屋。ペンキ職人なんだ。うん、もう還暦は過ぎたんだ。だけどなぁ〜、職人に歳は関係ねぇやな。
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