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5章:通りすがりのイタズラ (1/5)

5章:通りすがりのイタズラ

イチゴとクルミが借りてきたDVDを夜中に1人、見ていました。

内容はホラー。

邦画で、何年か前に流行ったシリーズ物です。

画像はそこそこ怖いし、ムードもある。

でも、意味不でイライラしていました。

ふと、部屋のライトが消えた。

はぁ?

後ろを振り替えると、母が照明のリモコンを持って立っている。

私「何すんの?びっくりした!」

母「寝てるかと思った。」

ホラーを見ている時に…。

声くらいかけてよね?

一本目、二本目は何事も無く、三本目くらいからかな?

何か、部屋の雰囲気が変。

ラップ音の様な音が。

その日は風が強く、そのせいだと思いました。

ふと、目の端に白い物が。

女の人の横顔に見えました。

特に嫌な感じもしないし、目も悪いので気のせいだと思う事にしてDVDの続きを…。

シリーズ全部見終わっても意味が分かんない!

その日は不完全燃焼のまま、布団に入りました。
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無意味な力(リアルタイム) ©著者:杜若 キウイ

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