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2章:現実、それは逃げれば逃げる程深追いして来る悪女の如く (1/1)

2章:現実、それは逃げれば逃げる程深追いして来る悪女の如く

CTなどの身体の外部からの検査では病変部に、ほんとうに癌細胞があるのかどうかの確定診断は下せない、との医者の言葉に一縷の望みをかけられる程、自分は幸福な人生を送って来た訳ではない。


100パーセント癌なのだろうが、医者は内視鏡下で実際に組織を採取しての生体検査、つまり気管支鏡検査をする予定日を事務的に告げる。

車のブレーキに不具合があるようなので、こんど分解して調べましょう、って感じ。

ただ人間の場合、肉体が消滅すれば精神、こころや意識といったものまで消えうせてしまうのか。

あるいは・・・。


身体に病変があるなら、なんらかの対処をしなくてはなるまい。

じっとしていて、というのか現状維持というのはただの現実逃避、逃げているだけかもしれない。


逃げれば逃げる程、深追いしてくるのは悪女の常……その程度の知識くらいはある自分ではあった、もちろん実体験なとなかったけれども。。。(笑)

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ガン病棟・深夜0時は過ぎゆきて。 ©著者:化狸狂頭

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