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37章:最終日。
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そして、送りの車が
店の前に到着し、
他のキャストとボーイと一緒に階段を降りた。
私は荷物が多すぎて
ボーイに半分持ってもらい
車まで運んだ。
その時、
「れいかちゃん。」
と、名前を呼ばれた。
振り向くと、
太客様の一人が立っていた。
手には大きな花束。
私「え!××さん!」
太客「出待ちなんてしてゴメンね。最終日はどうしてもお見送りしたかったのに、今日仕事で行けなくて。」
私「びっくり!!ずっと外にいたの?寒かったでしょ?」
太客「30分ぐらい前から待っていたよ。でも大丈夫。これ受け取って。」
私は花束を受け取った。
私「ありがとう。」
太客「こちらこそ。じゃあね。」
そう言って、周りにいた
ボーイやキャストの目を気にしたのか
すぐにそそくさと帰って行った。
ボーイ「花束3つもあるじゃ〜ん。笑 すごいな。笑」
私「花束だらけ!!笑」
そう笑いながら、
車に乗り、お店を後にした。
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No1風俗嬢に変貌した私… ©著者:まな
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