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30章:ヒデさん
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私「冗談とかふざけないで。ほんと耐えられない。毎回我慢してるのわからない?早く服着なよ。」
私はヒデの服を取り
ヒデに向かって投げつけた。
そして私もさっさと服を着て
支度を済ませた。
私「何してんの?早く帰る準備して?」
ヒデ「ちょっとまてよ。」
私「待たない。なら、私先に部屋出るね。」
と言ってドアの方に向かおうとした時、
勢いよく肩を掴まれた。
ヒデ「ごめんって!怒らないでよ!許して!もう言わないから。」
私「触らないで」
ヒデに指一本触られるのも嫌だった。
ヒデ「ごめん。本当に。仲直りしよ?」
…仲直り?
カップルじゃないんだから、
仲直りもなにも。
ヒデ「本当に。もう我慢するよ。」
……。
こんなに嫌いなのに…
謝ってるし、
一応お客様だし、
私にお金払って来てる訳だし、
今日は許そう。
私って優しいのか、
意思が弱いのか、わからなかった。
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No1風俗嬢に変貌した私… ©著者:まな
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