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6章:6



『いい加減眠くなった。』

そう言ってベッドルームに連れて行かれた。
葵さんの隣で横になると腕枕をしてくれた。

『明日、起きたらちゃんとしたメイク落としと寝巻き買いに行こう。もう一泊用じゃなくて良くなったでしょ。』

そう言って、少し長めのキスをして眠った。
セックスでもしてしまうのかと思ったけど、少しすると葵さんの寝息が聞こえてきて。
私もすぐに眠りについた。





昼過ぎに目が覚めると、葵さんはまだすやすやと眠っていた。

私は近くにスーパーがあったことを思い出して鍵を持って部屋から抜け出した。

簡単に買い物を済ませて部屋に戻ると、葵さんはまだ眠っているみたいで。
私は物音を立てないように気をつけながらキッチンで簡単なご飯を作っていた。


しばらくすると葵さんが起きてきて、キッチンまで来て私を後ろから抱きしめた。




「起きたらいないから。」

「帰ったかと思った?」

「いや、良い匂いがしたから安心した。」



そう言って頬にキスをして冷蔵庫を開けて水を飲んだ。




テーブルにお味噌汁とご飯。
それから出し巻き卵と焼き魚を出すと

『こんなご飯めちゃくちゃ久しぶり。』

と言って、たくさん食べてくれた。
リクエスト通りお味噌汁にはたくさん野菜を入れておいたことに彼は気付いたかどうかは定かではないけど。


食べ終わると食器を片付けて、出掛ける準備をした。


「新宿近いけど面倒くさいから他でも良い?」

「うん。近いけど面倒くさいの?」

「…見られたりするとね。」

「…そっか。」



外に出るともう夕方間近になっていた。


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戀の糸 ©著者:elephant

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