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129章:†壊れた人形・そして、生還†
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129章:†壊れた人形・そして、生還†
この期間、一切の記憶が有りませんでした。
後に、催眠療法で、記憶をある程度呼び覚ましたのですが、私は、この世に居なかったように思えてなりませんでした。
実際は、幻覚を見ていたに過ぎなかったのだと思いますが、私は、翔と一緒に舟に載ってました。
風もない、ただ、辺り一面が白い世界。
寒くも暑くも無く、何も感じない。
その後、あぜ道をひたすら歩き続けました。
そして、大きな石灯籠が、あぜ道の両側に見えて来たのです。
そこで翔が、握っていた私の右手を離しました。
一度だけ、抱き締められてから
『俺は、ずっと一緒に居る。
すぐ傍に居るから』
そう言って、石灯籠の間を通り抜けました。
私も追い掛けたのですが、私が着いた場所は、翔のアパートでした。
その間、色々な事が遭ったようです。
凪のナビです。
この章は、別の小説にしようかとも思ったのですが、お時間が有りましたら、お付き合い下さい。
そして今、最後にエピローグを綴らせて頂いてます。
長々と、本当に感謝致します。
去年スタートしたスカイライン、また、年を越えてしまいそうですf^_^;
ありがとうございますm(_ _)m
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