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127章:†翔の想い†
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127章:†翔の想い†
この章、相変わらず、私は壊れたままです。
凪は毎日日記を書き記してました。
本当に事細かに。
そして、翔の七回忌の時に、その日記を私に渡しました。
大学ノートが、みかん箱にいっぱい詰まってました。
四十九日になると、長い旅は終わりになるそうで、翔の旅路の間の事を、忘れたく無かったそうです。
凪の日記と、蓮と幹耶の記録も、一緒に此処に有ります。
改めて何度も読み返すと、当時のみんなには、本当にお世話になった、と感謝しか有りません。
私はどうしてたのか?
半分はこちらの世界、半分は幻想の中に居たようです。
何故か、どんなに思い出そうとしても、思い出せないんです。
空白の日々、そんな感じでした。
ですから、夢幻想のような記憶も有りませんが、蓮に言わせると、翔の処で過ごしてた、と言います。
俺はちゃんとそれを見てたから………
だそうです。
翔は、自分の死期を知ってました。
そして、ちゃんと弁護士に委ねてました。
若干25才、凄い人間だった、と改めて思います。
貯金の額にも驚きましたし、その配分にも脱帽でした。
一千万のお金を、ちゃんと貯蓄していたのです。
確かに、景気の良い時代では有りましたが、どうやって貯めたのか、未だに謎です。
決してケチな男では無く、逆に気前よく、丼勘定でした。
洗濯をしようとすれば、必ず、ポケットから小銭が出て来ました。
この遺産については、その後、遺された私達6人で話し合いまして、翔の意志と希望を反映させた使い方をしました。
照代さん、しつこかったみたいですね。
実はそれも、私にはハッキリとした記憶がないんです。
相崎自修は、翔を失い、バブルが弾けたと同時に、無くなりました。
社長は、照代さんでは無い女性を連れて、夜逃げし、照代さんは自殺しました。
有弥は相崎自修が無くなる前に、埼玉県のと或る田舎町で、悟と一緒に独立しました。
また、次の話で語らせて頂きます。
長くなりましたが、引き続き、凪のナビゲーションにお付き合い下さいm(_ _)m
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