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121章:†恵子崩壊† (1/136)

121章:†恵子崩壊†

すみません……

長く長〜くなりました。

先日、久々にルイとジンと食事に行きました。

今年になって初めてで、去年の凪と蓮の結婚式以来でした。

電話は来ますが、なかなか忙しいようで。

悠斗の所で懐石料理を。

普段、独りきりですので、時々こんな事が有ると私には結構なイベントです(笑)

2人とも相変わらず元気で、やはり音楽の話になります。

この長い長い物語にお付き合い下さってる皆様に、2人からもお礼を言いたい、と言ってました。

悠斗の店の料理は、相変わらず見事でした。

良い日本酒を入れてくれてまして、ちょっと飲み過ぎちゃいました。

まだ、学生の弟子が作ったと言う手鞠寿司、一般のお客様にはお出し出来ないそうですが、孫にもなりそうなその男の子が悠斗に連れられて運んで来まして。

『まだ、下手で恥ずかしい』

と遠慮がちに言ったのが、とても可愛らしくて

『おばさんには海の宝石に見えるわよ!』

と言ったら、更に照れてました。

こうして世代交代が進んで行くんですよね。

この物語の悠斗と重なって、本当に暖かい気持ちになれました。

本当に真面目そうな子で、悠斗を心から尊敬してます。

ルイがお小遣いをあげたら、すぐに悠斗に差し出してました。

勿論悠斗は

『お前が戴いた物だから、収めさせて戴きなさい』

と言ってましたけど。

相変わらず、ジンはよく食べます。

還暦を超えたなんてとんでもない!

コースだけじゃ全然足りないようで、鰻重やら天ぷらのお代わりやら。

ルイも食は細い方ではないのに、そのルイの倍近くは食べてました。

でも、筋肉は引き締まっていて、若い!

『体はね、甘やかしちゃいけないのよ!

アタシは何時も40代だと思う事にしてるのよ』

ですって。

まぁ、世の中にこんなお爺ちゃんも、居てもいいかも。

オカマちゃんは相変わらずオカマちゃんですけどね。

お土産に、その男の子が煮たお狐さんの稲荷寿司を戴きました。

悠斗の弟子だけ在って、優しい甘さの稲荷寿司でした。

まだ16才。

私が出逢った悠斗もそうでした。

遊び盛りなのに、本当に立派な男の子でした。

あ、前置き迄長々と……

それでは、お付き合い下さい。m(_ _)m
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Skyline ©著者:Jude(ユダ)

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