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104章:†芳樹†
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104章:†芳樹†
まずはねずみ講の話にお付き合い頂きます。
実は私も一度、ねずみ講の説明会に参加した事が有ります。
ご記憶の有る方がいらっしゃるかどうか、もうかなり古い事件ですからね。
サンフラワーズサークル
後輩からの誘いでした。
私は、その後輩に足を洗わせるつもりで臨みました。
会場には勧誘した側とされた側のベアが何組みも居て、そこで1人の人物が、スライドを見せながら得々と説明していきます。
最初は半信半疑だった会場の空気も、段々と真剣になってきて、時間が経過するに伴い、頷きながら熱心に話を聞く人達が増えてきます。
しかし、実はこれ、本当に理解し、納得してるのでは無く、余りにも長い長〜い、挙げ句、要約する事も無い話に、キャパが一杯になっちゃって、逆に理解できたような気分になってしまってたんです。
いきなり、普段使わない、聞き慣れないビジネス用語と、還元率パーセンテージを算出する数式を並べられ、それを熱心に説明されても、理解なんてできるワケありません。
他の参加者が、メモを取って迄熱心に聞く中、私は自分を馬鹿だと思って、諦めました。
解らないモノは解らないのです。
やがて、2時間近くに渡る説明が終わると、その人が参加者に
『何かご不明な点はございませんか?』
と訊きます。
誰も手を挙げません。
そりゃそうです、何がどう解らないのかさえ解らないのですから。
私は何が何でも後輩に足を洗わせるつもりでしたので、手を挙げました。
『あの、システムについての理解は全くできなかったのですが、コレってねずみ講と理解してるのですが』
会場の皆さんから白い目で見られ、後輩が焦り捲ってました。
それでも、皆さん何かの書類に書き込みしちゃってたんです。
勿論、私はしません。
皆さんが書き込みを始めると、その説明をした人が、ヘンに明るくにこやかに、更に私に説明しようとしました。
挙げ句、後輩はその吾人に散々謝ってましたね。
でも、サンフラワーズサークルが摘発されたのは、それから僅か2ヶ月後の事でした。
もしかすると、検索に引っ掛かるかも知れません。
後輩は恥を掻かされた、だの、上司に当たるその人に申し訳ない、だのって散々喚いてましたが、もう、その時はギリギリだったようです。
後半は、芳樹の一面に触れて頂けると嬉しいです。
お付き合い下さいm(_ _)m
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