あざみ野峠に突然現れた

謎のセリカ

峠で育った走りとは違う、ピュアなインパクトが有った。

また一人、新たな走り屋と出逢った。




そして考えた。

私は何故走るのか？



輝けるパールピンクのシルビアは、誰が考えても、レア中のレア！


そのオーナーは、湖上の石投げの名投手だった。



そんな後ろ姿をボンヤリ見ていた私に、翔が言った………