夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
20章:†翔と凪、そして……†
(2/10)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
火曜日。何時もの明け方のロータリーに向かう。
群馬県の温泉郷の峠に行く事になった。
蓮はあんな事言ってたけど、翔の本心ってどうなんだろう?
凪の事も、翔の事も、考えると気が重い。
しかも、今日は温泉郷に行くって。
行った事無い場所。
まぁ、峠には変わり無いんだけど。
ロータリー、みんな居る。
見た目普段と変わらない。
車を近づけると、3人ともこちらを向いて手を振った。
CR-Xの後ろに停めて、車を降りる。
『おはよう、お待たせ!』
そう声を掛けると
『おぅ!なんか飲むか?』
と翔。
『うん、じゃ珈琲』
と言って、百円渡そうとすると無視された。
すると蓮が近寄って来てコソコソと
〔今日アタシと凪でちゃんとセッティングするから、頑張んなさいよ〕
と言った。
セッティング?何の事だ?
そう思い凪を見ると、半分呆れた様な、半分諦めに近い様な表情をしてる。
〔大丈夫!昨日ちゃんと凪と打ち合わせしてあるから〕
一体何を打ち合わせしたんだ?
翔が缶珈琲を買って戻って来た。
『お前、これだろ?』
と私の好きな珈琲を渡す。
『ありがとう、ゴチです』
と言ってタブを起こして一口飲んだ。
『じゃ、そろそろ行くか?』
と翔が言うと、みんなそれぞれの車に乗り込む。
香名伊山。北群馬に在る温泉郷。
この温泉郷は、いきなり市内の中心部の様な場所から山が始まって、階段で土産物屋を散策して行く、ちょっと特徴的な場所。
そこからだとかなりの勾配が有るし、車じゃ行けないので、車道は別ルート。
私は何時もの様に翔の後ろに着く。
国道を県庁に突き当たる迄ひたすら真っ直ぐ。
そして県庁に突き当たったら右折。
そうすると、香名伊山の在る鮎川市に着く。
しかし、凪と打ち合わせ迄した蓮のセッティングって何だ?
そんな事を考えながら、まだ明け方の国道を、ゆっくりと、でも制限速度はとっくにオーバーしてる80㎞の速度で走る。
やがて県庁を見て、右折。
そして、日本のど真ん中と言われてる交差点を通ると、いよいよ峠へ。
ただ、翔に着いて来ただけだったので、気づかなかったけど、何時の間にか峠に入ってた!
緩やかなカーブ。でも結構勾配は在る。翔がペースを上げる。凪がアウトからレビンを抜いた。
ダメ!攻める余裕なんて無い。
<前へ
288 /4432
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
Skyline ©著者:Jude(ユダ)
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.