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7章:†バケットと強化サス†
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シルビアは、インターの入り口付近でハザードを点けて停まってた。
翔がその後ろに停車させたので、私も凪もその後ろに停めた。
翔が、車から降りると、シルビアに近づく。後ろの凪も降りたので、私も降りた。
『お前、こんな平地でバトってどうするよ!』
とにかく、シルビアの音が煩くて、大声を出さないと会話にならない。
『だって頭に来ちゃう!いきなりパッシングして来るんですもの』
と蓮はご立腹。
『お前、そうじゃなくてもこの音なんだし、ヤバいよ!』
と凪も言った。
『あの人達、りぃを女だと思って馬鹿にしたのよきっと!』
と蓮が熱くなってる。
女だと馬鹿にされる。まだまだ時代はそんなもの。
『で、どうなったんだ?』
と翔が聞くと
『勿論、アタシ勝ったわよ!あんな型落ちのクラウンになんて負けないわ』
『ま、このシルビア、普通のシルビアじゃねーしな』
と翔が言う。
何がどうなって、普通じゃなくなったのかは知らないが、翔が何かをしてるのは明らかだ。
『ね、CR-Xも何かしてるの?』
と凪に聞くと
『いや、りぃと同じ事してるだけだ』
と言う。
だとしたら、あの速さの違いはなんだ?
『バケットと強化サスだけでも全然変わる。
多分、今日行けば解ると思う』
と凪に言われたが、そんなものなのか?
確かに、あれから裏山を流してて、楽になってるのは感じる。
『こんな所に何時迄も居ても仕方ない、行くぞ』
と翔が言い、みんなそれぞれに車に戻った。
高速に乗る。片側3車線。3台の車はじゃれあう様に遊んでる。私はそれを視界から外さない程度に距離を開けて、後ろから眺めてた。
やがて、それに飽きたのか、また元の車列になり、インターを下りた。
太陽が昇って来た。天気は良好。
途中、コンビニで朝食をゲット。私は珈琲とサンドイッチ。ついでにサラダも。
やがて、食事が済むと、一路あざみ野峠を目指した。
ゴチャゴチャとした、田舎の町並み。古い民家が建ち並ぶ中を通り抜ける。
まだ、朝の7時にもなって無かったが、もう、洗濯物が綺麗に干されてた。
やがて、何時の間にか気づくとあざみ野峠に入ってた。
翔は、そのまま走り続ける。飛ばす事も何もせずに、ほぼ一定の速度を保ちながら、流す様に走った。
キツイ勾配は無かったが、何とも不思議な感覚だった。
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