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4章:†新たな仲間†
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私は一体何をしてる?
『俺、カツカレー』
『俺は唐揚げ定食』
『じゃ、アタシは生姜焼き』
『りぃは?』
いきなり翔に呼び捨てにされた。
ま、いっか。
『じゃ、私も生姜焼き』
と言うと
『あら?気が合うのネ』
と蓮。
蓮は、肩迄髪を伸ばし細面なので、一瞬迷う。身長は三人の内で一番低い。
顔自体もオトメン。
もう一人、この種の人間と付き合いが有るが、その人物は逞しい。
でも、蓮は真逆なタイプ。シルビアよりも、もっと違う車の方が似合いそうだった。
注文をメモって、店員が消えた。
午前中、何度いろは坂を上り下りしたか、もうワケ分からなくなっていた。
でも、不思議と疲労感は無い。
『少し慣れた?』
と凪が聞いた。
『うん……ヘアピンがどんな感じか掴めたって段階かも』
と言った。
『ま、今日初めてだもんな』
と翔が言う。
『ネ、今迄どんな所走ってた?』
蓮に言われて
『月夜野から入ったり、名草から入ったりして、あの辺りをただ流してただけだったから』
と言った。
『結構、走ってるよな …… いつ納車だったの?』
と凪。
『2ヶ月前』
確かに走ってた。
初めの1ヶ月で 3000㎞ をクリアして、その後、時間さえあればちょこちょこと。
もうこの時既に 6000㎞ に手が届く位になっていた。
『でも、見えないわよねぇ ……… だって一見すると、車なんて乗るより、ピアノを嗜む方が似合ってる感じだもの』
と蓮に言われた。
当然だ。私の本職はそっちなのだから。
『アタシ美容師なのよ。あ、そうそう』
そう言って蓮が財布から名刺を出す。
【AVANT-GARDE】
あ!知ってる!
じゃ、オカマのカリスマ美容師って ……… 蓮のこと?!
市内ではちょっとした有名人。
噂では聞いていた。店に籍を置きながら、ファッション雑誌のヘアメイクを担当してるって。
AVANT-GARDE自体、ちょっとお高めなお店。
市内だけでは無く、周辺に何店舗か店が在って、今度六本木にもコラボで店を出すとか出さないとか。
『あの、蓮さんって ………』
と思わず蓮を見る。
『ヤメテ〔さん〕は余計だわ。呼び捨てにして。
その代わり、アタシもりぃって呼ばせ貰うわ』
と蓮が言うと
『俺もそう呼ぶ。だから俺は凪だ』
と。
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