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3章:†出逢い† (11/11)

スタンドを出た。

待機していたCR-Xとシルビアの所へ行く。

こんな事で良いのだろうか。

と自分に問い掛ける。

Zがシルビアの隣に停まったので、私もZの横に着けた。

すると、彼は車から降りてこちらに来た。

『俺、相崎 翔。25歳。翔って呼んで。栄町で親父と一緒に修理工場やってる』

そう言って、その男子は私に名刺を出した。名刺には電話とFax番号が書いてあった。

それ程怪しく無いらしい。

『私 桜木 りえ …… 仕事は……』

と迷ってると

『何だって良いじゃん』

と笑う。

『とにかく降りて』

と言われ、エンジンをそのままに車から降りる。

と、もう既に二人の男子が車から降りていた。

『さっきは失礼!』

と言って声を掛けて来たのは、翔より少し背の低い、でも、私よりは高い、細身の♂。

翔がどちらかと言えば、松竹系に対し、こちらはジャニーズ系。

『桜木りえちゃんだって』

と、翔が言った。

『りぃちゃんか。俺、阿佐美 凪、よろしく』

と言った。

りえ → りぃ
これは、北関東訛り。

『女の子とお友達になれたなんて、翔ったらやるじゃない?』

『???』

この♂もしかして …………

私がキョトンとしてると、二人は苦虫を噛み潰した様な顔を互いに見合わせてる。

『アタシ、片桐 蓮よ。嬉しいわ!やっと乙女心を共有できる方とお友達になれて♪

だって、このガサツな二人って少しもアタシの乙女心を理解してくれないんですもの』

やっぱり ………

しかし、私には免疫が有った!(【鏡から〜】ご参照)

『よろしくお願いします』

と言った。

何と無く、この3人には同じ空気を感じた。恐らく、この3人も、私に同じ空気を感じてる筈だ。

同じモノを持ち合わせてると、なかなか波長は合わない。

なのに何故か、この3人は違ってた。

走り屋 ………

でもそれ以上に、何かを共有できる。

理由は無かったけど、直感だったけど、でも、確信した。

3人は、私のミラノに興味津々だった。

『あのパルサーが、まさか此処迄変わるとはな』

と、凪が言った。

『あら?M3履いてるの?なかなかやるじゃない』

と蓮がタイヤを覗く。

『ネ、ちょっと運転席座っていい?』

と翔が言ったので

『どうぞ』

と。

もう抵抗感は無くなってた。
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Skyline ©著者:Jude(ユダ)

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