ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

9章:【6】 (1/25)

9章:【6】

今日は金曜日ともあって、開店から客が絶えず来店してくる。

連絡するお客がいない私は、待機席から様子を伺う。

見ていると、ほとんどが指名だ。



「カンナさん、お願いします。」

付け回しから呼ばれる。

「未知さんご指名2名様のフリー1名様お願いします。」

頷き席へ案内されながら、光輝くフロアーを歩く。

絶対指名に繋げる!

見えてきたフリーのお客の雰囲気を見て、頭の中でストーリーを高速で作る。

「カンナさんです」

私はお客の真っ正面より少し横に膝をついて手をだす。

「失礼します。カンナです。」

握手をしながら最高級の笑顔をする。

お客はびっくりしながら握手をし、動揺しまくっている。

そのまま手を握ったまま、隣に座る。

汗でベタベタした気持ち悪い感触だった。
51 /559

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

ただ…ただ普通を手にしたかった ©著者:なぁ

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.