ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

9章:【6】 (2/25)

様子をみるためあまり喋らず目を見つめてみる。

お客から喋り出した。

「いやぁービックリしたよー。
僕ねーこのお店初めてで、こんな素敵な女の子がつくなんて!
君売れっ子でしょー?」

私は大袈裟にビックリしたふりをする。

「えっ⁈初めてなんですか⁈
私も今日からなんです!
しかも初めてのお客様!!

運命感じちゃう!」

お客はデレデレと嬉しそうに会話をしてくる。

それに合わせて手を握ったまま会話を合わす。

20分ぐらいたっただろうか。
付け回しの久保田から声がかかる。

ナイスタイミングだ。

私は、さみしそうにまず手を離した。
言葉はいらないよね。

手を離された事でお客様は急いで付け回しの久保田に言う。

「指名で!場内じゃないよ!指名に飲み直しでいいから!」

わかってらっしゃる。


さっきの説明で場内は売上にはならない。次の指名に持ってくチャンスだと言っていた。

私には日にちがない。
場内なんてとってる場合ではないから。

そのためにこの20分の間に、お客に仕込んでおいたんだから。
52 /559

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

ただ…ただ普通を手にしたかった ©著者:なぁ

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.