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19章:18 (1/3)

19章:18

8月になり
太陽はじりじりと二人の肌を照らした。


家の前の小川の畔で
涼を取っている二人に
山々は涼しい日影を作ってくれる。


薄暗い影の中で
より一層優は美しく健児の目に映る。


優を見つめる健児の視線に気がつくと
花の様な微笑みを返した。


初めて健児に抱かれたあの夜から
優は健児から
もっと目が放せなくなった。


健児の日に焼けた肌
厚く逞しい胸板
力強い腕
引き締まった体つき
優を呼ぶ低い声


その全てが優を虜にして放さない。


優に微笑み掛ける
その柔らかい表情に
胸が締め付けられる程
愛しさを感じた。


もっと貴方を知りたい。
でもその術を
愛しさの伝え方を
優は知らない。
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飛行機雲 ©著者:ましろ

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