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3章:2 (2/6)

どんどん興味が出てきた。


直ぐに物件の情報を
プリントアウトしその翌日には
アポを取った。


3日後には
そこへ向かう新幹線に乗っていた。


景色はみるみる間に都会から離れ
空に向かってそびえ立つ木々や
誇らしげに沢山の恵を実らせた田畑
青々と染まった山々が増えてきた。


何だか空も
どんどん高くなって行く気がした。


都心から二時間程走った新幹線は
比較的大きな駅に止まり
そこからまた鈍行で
目的地迄は1時間程の道のりだった。


見慣れぬ景色は
真新しい情報として
優の目を虜にし
あっという間に目的地へ着いた。


『ふーっ。暑い。』
爽やかな汗をかきながら優は呟く。
寒い地方の夏と言えど
太陽は容赦なく照りつけ
心地よい程度の暑さを感じさせる。


約束の場所で
しばらく待っていると
これまたいかにもと言いたくなる
少々趣味の悪い黒塗りベンツが現れた。


助手席の窓を開け
小太りで少し頭の禿げ上がった男は
『西原さんですかなー?』と
声を掛けてきた。
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飛行機雲 ©著者:ましろ

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