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5章:リュウの変化 (2/11)

初夏を感じさせる、よく晴れた一日だった。


その日は私は生理休暇で、深夜から仕事に行くリュウの夜ご飯を買いに出掛けていた。


近所の小さな弁当屋で、リュウの好物のからあげ弁当を買い帰宅すると、部屋の真ん中につったったままのリュウが何やら深刻そうな顔で電話をしていた。


テーブルに弁当を並べ、キッチンでお茶を入れていると背後からリュウに声をかけられた。


「…リコたん。」


「ん?」


「…母ちゃんが死んだって。」


青白いその顔は無表情で、さすがにいつものおちゃらけたリュウの姿はなかった。
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風俗嬢の肖像 2 ©著者:奈緒

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