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31章:泪 (1/10)

31章:泪

母は義父の問い掛けを
珍しく無視し
直ぐ様私の部屋へ来た。


私は頭が隠れる位まで
布団を被った。


心臓の音が母に
聞こえてしまうのではと思う程
鼓動が早くなっていた。


どうか気付かないで。


寝たふりを決め込んだ。


『ましろ…?』


名前を呼ばれても寝たふりをした。


どう考えても
おかしな状況だった。


真っ暗じゃないと眠れない筈なのに
煌々と点いたままの電気。
隣りの部屋の微かな音でも起きる私が
名前を呼ばれても起きない。


『ましろ』
もう一度名前を呼ばれた。
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泥沼。(仮) ©著者:ましろ

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