ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

21章:志望校 (2/3)

その頃から
少しずつ反抗期を迎えつつあった
私はT女子を志望校に入れないと
決めた事を
母に責められ
つい反抗的な態度を取ってしまった。


それを見ていた義父に平手打ちされた。


途端に頭に血が昇り
『本当のお父さんでも無い癖に!
叩かれる筋合い無い!
本当のお父さんじゃないから
あんな事したんでしょ?』
と言ってしまった。


すると義父は
私の首に手を掛け力を込めてきた。


私は喚いた。
『殺すんなら殺せ!』


母は何も言わなかった。


義父の手の力がどんどん強くなり
壁にもたれた私の背中が
だんだんと浮いていた。
床から足が離れ
意識は朦朧としていた。


無意識に足をばたつかせ
義父の手には
私の爪が食い込んでいた。


その時手を放され
床に倒れ落ちた。


『殺される覚悟も無い癖に
殺せなどと言うんじゃない。』
と言われた。


私は悔しさの中
ありったけの憎しみを
次から次へ言葉にして
ぶつけた。


義父は黙って聞いていた。
母もまた黙っていた。


やがて
『俺は針の筵に座っている。』
と言って家を出ていった。
97 /154

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

泥沼。(仮) ©著者:ましろ

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.