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19章:だっちわいふ (4/4)

ついにある晩
最中に義父が帰って来た。


『止めて!』と言った所で
聞いてくれる訳もなく
力も敵わなかった。


異変を感じ取った義父が
私の部屋の扉を開けた。


その光景を見た義父は
目を丸くし言葉を失っていた。
みるみる顔色が変わり
お兄ちゃんの髪を引っ張り
ベッドから引きずり下ろした。


その後顔が変わる程殴り付けていた。


私は
それを止める事も出来ずに
目を背ける事も出来ず
ただぼーっと見ていた。


見る間に
顔は潰れた蛙の様に
ゴツゴツと腫れ上がり
あらゆる所から血が吹き出していた。


【このままじゃ死んでしまうなぁ】
とぼんやり考えた。


【正直お兄ちゃんは死んでしまって
お義父さんは
人殺しになってしまえば良い。】
そんな事まで思った。


私なりの現実逃避だったのかもしれない。


ある程度殴って気が済んだだろう
義父は
お兄ちゃんの襟首を掴み座らせた。
そして




『何故だ?』と問い掛けた。
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泥沼。(仮) ©著者:ましろ

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