夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
12章:事務室
(1/2)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
12章:事務室
ある日の放課後
いつもの事務の先生に
『先生、私が処女じゃなかったら
どうする?不良かな?』と尋ねた。
もう限界だった。
一人で抱えるのが。
誰かに聞いて欲しかった。
先生はしばらく沈黙した後
『ましろちゃん相手の人は
ましろちゃんに手を挙げるの?』と言った。
考えるより前に
『何で知ってるの?!』と声が出ていた。
先生は
もしかしたら全て解っていたのかも知れない。
自慢のチタンフレームの眼鏡の奥に
涙をいっぱい溜めて
そっと私のトレーナーの袖を捲った。
『ましろちゃん
これは誰がするの?』
私は何も言えず立ち尽くしていた。
『ましろちゃん
本当はおうちに帰りたく無いんじゃないの?』
何も答えられない
私の手をぎゅっと握って
『今日は先生のおうちに泊まりに来る?』と聞いてくれた。
何も答えられない代わりに
涙が後から後から出てきた。
嗚咽を漏らしながら
泣きじゃくる私を抱き締めてくれた。
『よく我慢したね。』と言いながら
頭を撫でてくれた。
私は先生から身体を放し
『先生、ありがとう。』
と言って家に帰るしか無かった。
だって
大好きな先生に
万が一危害を加えられたら
それこそもう立ち直る事はできないだろう。
あの日あのまま先生の言葉に
甘えている事が出来たら
まだまだ続く
こんなくだらない苦しみと
さよなら出来ていたのかな?
<前へ
51 /154
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
泥沼。(仮) ©著者:ましろ
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.