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10章:殴る (2/3)

色んな事が解ってきたある日。


はじめてとも言える
抵抗をした。
『お義父さん止めて!
お義父さんがしてることはおかしいよ!

普通の家じゃこんな事しないよ!』


そう言った。
言ったら変わると思っていた。


みるみる間に
義父の顔は
鬼の様な形相になり
身体中を殴る蹴るされた。


見事に服で隠れる所ばかりが
怪我をした。


ひとしきり殴ると
私の首に手を掛け
はらはらと涙をこぼし
泣きながらこう言った。
『ましろ
普通の家でも同じ事をするんだよ。
そしてそれはママには秘密の事なんだ。だって知ったらママが悲しむからね。』


また身を縛られる呪文を言われた。
もうそのまま受け入れるしかなかった。
殺されるなんて恐怖より
抵抗する全ての術を無くしてしまった気がした。


そして私は
処女を失った。
痛みよりも悲しみよりも
喪失感より何よりも無気力だった。
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泥沼。(仮) ©著者:ましろ

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