ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

6章:性教育 (2/6)

まだされている事の意味は
理解できなかった。
それは30分で終わる日もあったし
1時間以上続く日もあった。


生理がくるようになって
始めての水曜日の夜
『ましろとの赤ちゃんが欲しいなぁ』と
父が言った。


え?どういう事だろう。
兄弟は欲しいけど…
お父さんは何を言っているのかなぁ。
だけど
その言葉が私を捉えて離すことは無かった。


言葉の意味が解らなくて疑問符が
浮かんでは消えていった。


私の前でも
堂々といちゃつく父と母。
そこに私を混ぜて
ふざけあうのが
私は好きだった。
端から見れば
それは汚い物ではなく
仲睦まじい夫婦そのもので
そこに子どもが
やきもちを妬いてくっつく様なものだ。


母は心底父を愛していて
そこに産まれ来る兄弟は
きっと幸せな子どもに育つだろう。


私が最大の秘密を話さなければ。
悲しむ人は誰一人居ないのだ。


なのに何故
お父さんは
『ましろとの赤ちゃんが欲しいなぁ』
等と意味の解らない事を言うのだろうか。
27 /154

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

泥沼。(仮) ©著者:ましろ

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.