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1章:*探偵事務所 bond* (2/13)


【なんて甘ったるい

禿鷹の入れる珈琲より甘い

そうは思わないかね禿鷹】







歌舞伎町の寂れたビルの4階で
リンはニュースを観ていた


「そうですねぇ…世知辛い、いや、アホらしい

しかし私の入れるコーヒーは甘くありませんよリンさん」



禿鷹はそう言いながらコーヒーに角砂糖を五個もいれた



【なんだかねーなんだかねー傍観者だねー身内までもがいやだねーやだねー】


リンはソファーに転がり訳のわからないことをつぶやく


「あっ、リンさんそろそろ見廻りの時間では?

コーヒー飲んでってくださいね」


【あぁ…もうそんな時間?

やっぱ甘いよー甘い甘い】


「時間に遅れるとまたGさんにどやされますよ

コーヒーは全部飲んで下さいね」



【ねぇ、その笑顔腹立つんだけどねーなんでいつもにやけてるの】



「こういう顔なんです

何度聞いても答えは同じですよ」


そう言いながら禿鷹はコーヒーを手渡す




(未だ逃走中の犯人は拳銃を所持しており、都内に潜伏してる可能性が高いようです、事件がおきた近隣の皆様には警察が注意を促しています)







【んー、甘いわ】



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hard Cage ©著者:美斗

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