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6章:〜泣けなくなった自分〜 (10/10)

本当にこの時強がっていた。
でも、ゆうが一緒じゃなかったら泣くことさえできなかったかもしれない。
しゅんは私のマンションを知らない。
そして、携帯の電源も切っていたから、ゆうしかいなかった。
ゆうと一緒じゃなかったら、私はきっと荒れ狂っていたと思う。
本当に支えられた。そして、自分がどんなに強がって生きていることに気付かせてくれた。
ゆうはきっと気づいていたんだね。
私が強がって、誰のことも信じていなくて、一切弱音を吐けなくなっていたことを。
誰かに気付いて欲しかった。
でも、自分から弱音を吐きたくなかった。
そんなんじゃ、わかってもらえるはずないのに、ゆうはそれを感じてくれた。
どれだけ、今まで私の事を見ていてくれていたか今になってわかった。
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Alive ©著者:Yuria★

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