3章:純愛【愛莉】 (10/10)

閉店に近い時間になり、あたしはひと足早くチェックした


ほろ酔いで帰ってきたまこちゃんにバックを持ってもらい店を出る


エレベーターに乗り込んだところで顔を上に上げられてキスされた


まこちゃんとのキスは気持ちいい


エレベーターが下りる短い時間だけだけど、あたしは幸せでどうしようも無い気持ちになる


「気をつけて。家に着いたらメールしてな」


「うんまこちゃん、ありがとう。大好き」


「俺も」


そう言って、まこちゃんは店に戻っていった


タクシーに乗り込み携帯を弄る


海里からメールが来てたけど、気分じゃないので寝てた事にしてスルーした


まこちゃんのメンツを潰さないように、これから沢山稼がないと！