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7章:でびノート【7】 (1/10)

7章:でびノート【7】

少しでも信じたオレがバカだったよ…。

ガシッ!

「…」

「…ん?」

パンチが、顔に振り下ろされてこない…。

オレはゆっくりと目を開けた。

「…阿部君。何があったのか知らないけど、暴力はよくないわよ?」

筒井だった。

筒井は、阿部が振り下ろそうとした手を掴んでいた。

「せ…先生…。

で、でもコイツ、オレが今死にそうになったのを見て、笑ってたんですよ!」

「…それはよくないわね。

…でも、暴力もいけない事よ。

とりあえず離れなさい」

「…は、はい」

阿部は素直にオレから離れた。

筒井はそんな阿部に一言二言話し、教室に行くように言った。

オレに対してはあんなに怖い阿部も、先生の言う事は素直に聞くようで、

オレをキっと睨みながらも、おとなしく教室に戻っていった。
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でびシリーズ ©著者:hare

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