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3章:母の気持ちと娘の気持ち
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3章:母の気持ちと娘の気持ち
数分が経過し、小川さんだけが戻ってきた。
小川さん「車の中で今亜里紗と花梨ちゃんで話してるよ」
私「なんかすいません、公私混同してしまって。元はと言えば私が花梨を連れて来た事からこうなってしまって…」
小川さん「いいんじゃない?俺は今日の客層見て丁度いいなって思ったからさ。仲直りもタイミングを逃すとしそびれちゃうしね」
守田さんも渡部さんも同調してくれた。
亜里紗と花梨が店に入ってきた。
亜里紗は泣いた顔をしていた。
花梨は少しシュンとした感じに見えた。
小川さん「ちゃんと話したか?」
亜里紗「はい…」
小川さん「花梨ちゃんジュース飲みなよ。お兄ちゃんがご馳走してあげる」
花梨「さっきババからもらって飲んだから要らない」
小川さん「じゃあなんか食べる?」
花梨「お腹減ってないからいい」
小川さん「花梨ちゃんはまだまだ商売っ気ないな」(笑)
みんな笑いが起こり、和やかな空気になった。
でも時間も夜の11時を過ぎていたので、いくら春休みだからって言っても駄目と亜里紗が言った。
花梨「まだ居たい」
亜里紗「ほら、そうやって直ぐにチョヅク!そういう所が駄目なの」
亜里紗は正樹君に電話をして、花梨を迎えに来てもらった。
私は正樹君に
「ごめんね、こんな時間に…」
と言った。
正樹君「いえ、こちらこそ。色々すいませんでした」
花梨は
「ババ、またねー、バイバイ」
と言って帰って行った。
店に入ると、亜里紗が
「計画的に連れて来たんでしょ…」
私「まさか!」
亜里紗「ふーん……」
あまり信用してなかったようだが、本当にやむなく連れてきたのだ。
亜里紗は花梨の子育てで悩んでいる事を、小川さんや守田さん、渡部さんに話していた。
この日来店していたお客様は、亜里紗のプライベートな話しを聞くのが嫌じゃない、むしろ好んで聞きたいというタイプの方達だった。
誰だって多少は
《他人の不幸は蜜の味》
的な所があるので、亜里紗が悩んでいる事に相談に乗ってあげてるって、優越感に浸っている感じになっているのかもしれない。
花梨の事で悩んでいる母親としての亜里紗の気持ちも分かるが……
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