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7章:転々虫 (2/14)

激しい落雷の音で目が覚めた。


割れるような頭痛と吐き気に見舞われながら、鏡を見ると、泣きはらしてぱんぱんに腫れた目をして、アルコールでむくんだ私の顔は驚くほどのブスだった。


慌てて目を背けて固いパイプベッドにゴロリと寝そべる。


グレーの天井をぼーっと見上げながら、記憶をたどっていた。


うっぜーんだよ、ブス!


卓也の声が頭の中で繰り返される。


悪い夢じゃない、これは現実なんだ。
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風俗嬢の肖像 ©著者:奈緒

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