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7章:転々虫 (3/14)

枕元の携帯をチェックすると、時刻は夕方の五時をまわっていた。


【着信二件 店】の表示


…ヤバイ!仕事だ。


五時からロリータに出勤になっていた。


今の私は遅刻が許される立場じゃない。猿渡も、クビを切るいい理由ができただろう。


しかし、卓也の売掛も稼がなくてはいけない。


手持ちの現金は三千円だ。


これから月末まで半月しかない中、新しい店のメボシもついていないというのに私は現実から逃げるように布団にくるまって目を閉じた。
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風俗嬢の肖像 ©著者:奈緒

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