ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

20章:判決 (1/1)

20章:判決

電車で一時間、母の居る拘置所へ何度か会いに行った。

面会室では母とアクリル板のついたてを間に話した。

母は元気そうだったが、精神病を訴えていて、拘置期間が一年近くと長引いていた。

一年近く経つと、私もこの状況に慣れてきていた。

母は捕まってしまったが、事件の時、刺されたのが母ではなくて良かった。と前向きに考えるようになっていた。


母は姉が会いに来ない、と怒っていた。
私も姉に会いたいのだから、二人で困り果てた。
姉は遂にこの母から逃げたのか?


時は流れて、ついに裁判の判決が出る日がやってきた。
結果は実刑五年の刑務所行きだった。
母は、名古屋から一時間程度の笠松刑務所と言うところへ移送された。
これからは簡単には会いに行けなくなる距離だ。


説明が難しいが、
姉は被害者(オジサン)と養子縁組していたので、加害者(母)の娘であり、被害者の娘だった立場から、母の減刑を申し出てくれていたらしい。

養子縁組してた姉。
ナイス。
31 /66

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

私が精神障害者になるまで ©著者:ネコ

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.