ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

19章:過食と姉の変化 (3/3)

家が大変な時だというのに、私は自分の容姿の事で頭が一杯になっていた。

こんな自分を変えたい。

手っ取り早く痩せたい。


当時はまだインターネットも普及していなかった。
私は美容に関する知識が乏しかった。

おそるおそる体重計に乗ると、70㎏もあった…。

お菓子ばかり食べまくり、殆ど動いてなかったのだから当たり前といえば当たり前だ。


この頃、夜中に近所の自販機でジュースを一晩平均十本も買って飲んでいた。
水分で満腹にすれば、少しは食べる量が減ると思っていたから。
当時の自分の無知さに呆れる。

テレビに写るスリムなTRFを見ながら思いついたんだ。

『食べた分、吐けばいい』

早速その晩から早速実行した。
最初は思うように吐けず、指を一生懸命突っ込んだ。

毎晩繰り返す内にエスカレートしていき、しまいには新聞紙を細く丸めた物を喉の奥に突っ込んでいた。
これで上手く吐けるようになり、吐いた後は清々しい気分だった。


一日に何度も食べては吐いていた。

そして吐き疲れて眠る。
30 /66

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

私が精神障害者になるまで ©著者:ネコ

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.