夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
17章:警察からの電話
(1/3)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
17章:警察からの電話
私は新しい中学校に来たことを喜べる様になっていた。
前の中学は生徒数も多く、繁華街にあった為、派手な生徒やいわゆる不良も多かった。
私は勉強が好きで、部活に励んでいた普通の生徒だったが、母親に似た派手な顔つきのせいか先輩に呼び出されたりしていた。
そこから車で一時間しか離れていないのに、緑の多いこの街にはそんな派手な生徒が居なかった。
こうして平和な学生生活を送り始めて、1ヶ月も経たないある日の日曜日のこと。
就職し、彼氏もいて殆ど家に居る事が無かった姉が、珍しく家にいた。
二人でリビングに居ると、家電が鳴った。
電話を取ったのは姉であった。
5分程話していただろうか、姉は何度も相づちをうち、私はテレビに見入っていた。
電話を切った姉が話し掛けてきた。
『今の、警察からの電話だった。お母さんがオジサンの事を刺したって。。。』
私はビックリして、姉もビックリしているようだった。
しばらく二人とも黙っていた。
『オジサン、生きてるの?』私が聞いた。
『わからない、とにかく○○署に来てくれって言われた。』
ビックリしていたが、どこか冷静な自分もいた。
あの破天荒な母親だもん、何をしでかしてもおかしくない。
しかしついに犯罪か。
と意外と冷めた自分もいた。
とにかく警察署に行こう、と姉と指定された警察署へ向かった。
道中、姉はやたらと私に優しかった。
まだ中学生の私を気遣ってくれたのだろう。
私はそんな姉の態度が素直に嬉しかった。
今までで一番姉との距離が縮まった気がして、不謹慎だが何処か嬉しかった。
<前へ
24 /66
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
私が精神障害者になるまで ©著者:ネコ
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.