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16章:新しい中学校 (1/1)

16章:新しい中学校

新しい制服を着て、私は新しい中学校へ向かった。

付き添いはいつも誰も居なかったから慣れっこだ。

ただ、今回は中学生という多感な年頃だっただけに、馴染めるのか不安があった。

恒例の挨拶をする。
『○○から引っ越してきました、ネコです。よろしくお願いします。』
少し緊張しながら顔を上げると、手を振っている女の子が数人いた。

施設を出てから転入した小学校で仲良くしてた子たちであった。
たった一学期間しか居なかった小学校であったが、子供の記憶力は本当にすごい。

私は一気に緊張の糸がほぐれたのを覚えている。
また、その中学校は新しく出来たばかりで生徒数も少なく、2クラスしかないアットホームな学校だった。
私は幸運だった。

その土地は、裕福な家庭の多い、新興住宅街であり、生徒は皆優しく、擦れていなかった。
不良が居なかったのだ。

この事は、後の私に大きく影響する。
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私が精神障害者になるまで ©著者:ネコ

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