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10章:妊娠 (1/5)

10章:妊娠

季節は巡り春が来た。

私は高校三年生になった。


ケンジとは上手くいっている。


夏菜は彼氏と別れたり、またくっついたり、違う男を作ったり、相変わらず忙しい。


誠は…

誠とはあれから会っていない…


ケンジも最近は誠の話しはしなくなった。


時が解決してくれる…
そう思うしかない…


私はもうすぐ修学旅行を控えていた。

5月に修学旅行と言うのは、時季的には丁度いい。


しかも行き先は九州だった。

ケンジは九州出身なので、どの店が美味しいとかあの店はどうだとか、色々と教えてくれた。

私「もう学校で行き先なんて決まってるんだから、そうゆう場所には行けないと思うよ」

ケンジ「俺も一緒に行きたいなぁ…」


そんな楽しい会話をしていたが、私には心配事があった…



生理が遅れている…


旅行の準備やらで忙しかったし、落ち着けば来るだろうぐらいに思っていた…


修学旅行も無事に終わり、九州から帰って来た日、ケンジが羽田まで迎えに来てくれた。


夏菜も家まで送ってあげる事になって一緒に車に乗った。


夏菜の家に着き、車を降りる時に

夏菜「ありがとう!また学校でね〜」

私「うん!」


夏菜「あっ、ちゃんと病院行きなよ〜」

私「うん…」


夏菜は大きく手を振り家の中に入って行った。


夏菜には生理が遅れている事は話していた。


でもケンジの前で言わなくても…


ケンジ「病院て?何処か悪いの?」

私「そうゆう訳じゃ…」

ケンジ「じゃ何?」

私「……」


ケンジ「ちゃんと言って…」


私「生理が…ちょっと遅れてる…」


ケンジ「そうなの?何で言わないんだよ」


私「まだ分からないし…」


ケンジ「明日一緒に病院行こう」

私「明日?」

ケンジ「早い方がいいよ」


ケンジは次の日休みをとった。


明日は土曜日と言う事もあり、午前中に病院に行く事になった。



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軌跡 ©著者:コロン

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