ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

3章:Ⅲ (2/11)



「雅ちゃん、いらっしゃいませ!」



月曜日、私は悠也の働く美容室へと足を運んでいた。

案内された席に座ってタバコに火を付けると、悠也はすぐに来た。



「今日はどうする?」

「んー、アップにしようかなぁ。」



目の前に置いてある雑誌をパラパラと捲っていると、入り口のドアが開くのが視界に入った。

上品な仕草で私の隣の席に腰を降ろした女に向かって、悠也がいらっしゃいと声を掛けた。

悠也の顧客なんだろうな。

チラリと横目で見てみると、なんだか見覚えのある顔。



「凛、ちょっと待っててな。」


リンと呼ばれたその女は、割と有名な店のナンバーワンだった。


「うん。悠也、この間はありがとうね。」


頬を染めながらそう言う凛を見て、確信した。





こいつだ。

絶対に、この女だ。


39 /250

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

ー秘密ー ©著者:爽健美茶

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.