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3章:田原 麻美の場合
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3章:田原 麻美の場合
透き通った海
穏やかな海面を一隻のボートが漂っている
白いワンピースに身を包んだ私は、そのボートの上で目覚めた。
ここは何処なのか
私は、何処へ向かおうとしていたのか
そして何故ここにいるのか
頭に靄が掛かったように思い出せない。
だが、海中を自由に泳ぎ回る多彩な魚達が、不安と焦りを払拭し、穏やかな気持ちにさせてくれた。
私はボートにもたれ、手を海に浸し、心地よい時間に身を委ねた。
どのくらいの時が過ぎたのだろう。
木の葉が岸に吸い寄せられるように、とある島にボートが吸い寄せられていった
真っ青な海に白い砂浜
まさに楽園と呼ぶに相応しい
膝くらいの深さになると、スカートをたくし上げ、ボートを下りた。
冷たくて気持ちいい
透き通った水は、屈折する事なく、爪先までハッキリ映し出した。
そして私は、木の葉やボートのように楽園に吸い寄せられて行った。
降り立った白い砂浜は、歩くたびにキュッキュッと音がする。
その感触を楽しむように、私は歩きだした。
なんて気持ちのよいどころだろう
ふと、一軒の建物が目に映った。
マッチ箱のような家に、ドアらしきものが付いているだけ。
楽園には似付かわしくない佇まい
何だろう?
でも、心なしか見覚えがある気がする。
私は恐る恐る、そのドアを開けてみた。
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