ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

9章:寒空の下で… (2/21)


それから俺は、りりの店に月に2、3回程度行き、夏が終わり、秋は一瞬にして通り過ぎ、そして冬を迎えた。


自分の成長を少しずつ感じながら時が流れていく。


たぶん俺にとっては、大事な大事な、この半年間。


社内で、女子社員との交流も増えた。


趣味を語りながら呑める仲間もできた。


多くの雑誌を買い漁り、色んなことを学んだ。


女性にデートに誘われたりする機会も少なからずある。


人間として、そして男として、自分がどの位置まで成長できたかなんて分からない。


ひょっとしたら、人並みぐらいには成長できたのかもしれない。


今なら、りりという高嶺に咲いている花に、俺は触れることができるのか…


それとも今は、まだまだ届かない場所で足踏みしているのか…


109 /173

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

てんびん ©著者:マジハロ

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.