夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
9章:寒空の下で…
(20/21)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
そう過去を振り返りながら、足を止めることなく歩き続けた。
タクシーに乗ることすら考えずに、ただひたすらに…
それから俺は、りりとのことを思い返した。
あの店で初めて会ったりりは、第一声に
「なにヲタですか?」
こんな質問をしてきた。
ここから始まったんだ…
りりは何を思い、俺と店外をしてくれたのか…
何を考え、俺が存在している世界を覗いてみようと思ったのか…
それが仕事だから…
そう言われてしまえば、身も蓋もないが、それだけでは無かった気がする。
ショーケースに並ぶフィギュアを楽しそうに眺め、そして購入までした。
変化の第一歩でもある買い物に付き合って、そしてコーディネートまでしてくれた。
そんなりりが、“これも仕事だから…”と思っていたとは、到底思えない。
人生という大きな大きな一本道。
そこにたくさんの枝分れになっている細い道があっても、見向きもせず、前だけを向いて歩いてきた自分…
遠回りなんて無駄なことだと思い、避けて歩いてきた。
その細い道には、自分を成長させるための様々な物が落ちていたのにもかかわらず…
その道から手招きをしてくれた営業部の吉岡さん。
そして俺の手を引っ張り、誘導してくれた“りり”……
<前へ
127 /173
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
てんびん ©著者:マジハロ
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.