7章:プライベート (2/42)

そして翌日の夜、俺は色々と考えていた




デートなのかどうかは分からないが、外で会えることが堪らなく嬉しかった


今までは付き合ってても常に店でしか会えないし、私服を見れるのも同伴のときだけ


なんで俺を誘ってくれたのかは謎だったけど、今日を精一杯満喫しようと思った


待ち合わせは新宿


りりや他の女の子と会う時はいつもスーツ


ヲタクな俺でも私服はオシャレしていきたいと思っていたが、勝負服のような物は持っていない


どんな服を着て行ったらいいのか分からず、いつもの格好で行こうと思った


それから、楽しみがいっぱいの中りりのことを色々と妄想しなかなか寝付けなかったが、知らない間に眠りに就いていた