2章:華やかな世界 (4/6)

吉岡さんと合流し、まずは居酒屋で仕事のことなどを色々話し、そのあと目的であったキャバクラに向かった




「な〜 佐川！ 俺が指名してる子がいる店でもいいか？」


吉岡さんが訪ねてきた




「どこでも構いませんよ！ 指名とかあるんですね…」


なんとなくシステムは把握していたが、一応確認のため聞いた




「お前も気に入った子がいたら指名していいからな！ なんせ今日は金持ちだから！」


吉岡さんは笑いながら俺に言ってくれた




「わかりました！ 本当に何も知らないんで、すべて吉岡さんにお任せします！」


俺は言う




「まかしときや！」


そう吉岡さんが言い、俺にとっては未知の世界であるキャバクラに入店した